選択肢のなさ。。

クルマ関係になると、どうしても毎度似たような物言いになる気がするけども・・^^;

現状ステーションワゴンを選択し、そっち方面を主体に観ているけれど、

基本線はあくまでセダン型にクルマの価値というか、本質を置いてるので、

しばし続いているミニバンとかRV、はたまた軽ワゴンとかの隆盛を前にし続けて

セダンの復権傾向そのものは結構好意的に捉えてますね。

総体的に観て、どのメーカーも概ね良い方向にはあるかな・・という印象。

その中でのこのカムリ。いいんじゃないでしょうかね。

スタイリングやコンセプト等、中々と感じますよ。

ただし、細かい所まで言えばキリがないものの、カムリに限らず最近のセダン系・・

いや、軽を除く上の車両全般に言えることだけど、率直に言って「高いなぁ・・」と。

新しい技術や伴う部品、コスト諸々が乗っかっていることは十分解るんだけど、

個人的に思うのは「ここまで必要なんかなあ・・」という装備関係が目につくんですよねぇ。

尤も、どれこれも個別には凄いなあとか、あったら便利そうよねとか、

安全装備系なんかも目を見張るものがあって、それはそれで良いとは思うんだけど、

このクラスのこのクルマに、果たしてこれとそれを搭載する必要が本当にあるんだろうか・・

と思うことが以前よりも増えましたねぇ。

価格体系から来る大雑把な括りとして、RVやミニバン系をあえて除いたとして・・

軽自動車〜小排気量コンパクト系〜ファミリークラス〜準高級型〜高級型

この5分類として観てるわけだけど・・。

以前だと、ファミリークラスには例えば「カローラレビン」みたいなスポーツ仕様、

若者を意識した仕様なんかがあって、割りと誰でも手が出しやすい所に位置されていた、と。

準高級系としても、かつてのローレルとかマーク?とか、その辺りも最上級グレードまで

求めなければ、ほんの少し無理すれば手が届きそうな感じだった、と。

ところが昨今は、ファミリークラスに分類される車種でも、ちょっとでもグレードが上がると

300万に届きそうだったりするし、準高級車種なんかは完全に「高級車並」の価格体系。

で、高級型はっていうと、かつての領域を格段に超えて“超高級車”

と言っていいほどの値段が当たり前に付いてますわね。

元々が高級車であれば、「極め抜いた挙句、更に高額となりました・・」ってんなら

まぁわかりますし、そもそも予算に余裕がある人が狙うタイプ、と考えると「どうぞご自由に・・」

とも思うんだけど・・(笑)

もっと言えば、コンパクト系でさえ、最上級グレードやちょっとのオプションつければ

ビックリするぐらいの値段域に突入することも珍しくなくなったという・・。

経済情勢や関連する背景が変化したことも一部に含まれるとはいえ、

大雑把に観る限り、実体経済や所得水準等の推移を鑑みれば、

どうしたってかつてのバランスとはかけ離れていて、新車自体を購入するハードルは

どの分類に関係なく高くなってしまった・・それは否定しようがない気がするわけで。

結局の所、予算が厳しい人は問答無用「軽クラス〜コンパクト型」しか選択肢がないみたいな。

そこから上はぐっと跳ね上がってしまって、中間部分はごっそり削がれた感が強いわけです。

つまりは、「ちょっと背伸びや無理すれば買える、欲しいクルマ」ってのがないという。

その点で、値段が高くなっている要素にある「装備」というのを、

もう少し何とかしてくんないのかねえ・・と。要は、出来るだけオーソドックスな仕様、

またはベース仕様をなるべく簡素にしたバージョンってのを、

ミドルクラス辺りに盛り込んでもいいんじゃないかっていう。

安全性能だって、スバルのアイサイトみたいなものは、それはそれで凄くて

安全の期待値も上がるのは間違いないんだけど、じゃあレーンキープや

追従機能のようなものまでないと本当に困るのか、不可欠なのかと言えば、

ホントはそうでもないだろうに・・と思っちゃうわけです。

今や排気量で価格を観る時代じゃなくなったことはわかってるつもりなんだけど、

どうしても昔の基準ってのは身体から消えないんですよね。

なので、「1600ccなのになんで300万もしちゃうのよ・・」みたいな(笑)

そんなこんなで、乗る人の目的に合わせて装備を上乗せしていくスタイルってのを、

もうちょっと考え直してくれないかなあというのが正直な所ですね。

まぁ、その手間が生産側に発生する関係上、効率面等などに影響するという

売る側の事情ってのもわかるんだけど、買う側の身ってのとバランスが取れてるかというと、

決してそうじゃないように思うんですがねえ。

一昔前と比べたって仕方がないといえばそうなんだけど、

所得が上がらない、不安要素一杯の中で、お手軽にローンレンジャーになる勇気さえ

持ち難い現状、おまけに少子高齢化でパイは狭くなっていくことまで考えたら、

今の状態で国内の新車販売なんて、ホントに上向く要素や期待値なんぞあるんかねぇ・・と。

■セダン復権はあるか? 新型カムリでトヨタが示した答え

(朝日新聞デジタル - 08月12日 08:07)